Bon appetit *

食物科女子大生✕世界一周

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"違い"が興味→恐怖にもなりうること

 

今まで何度も海外に行って
スラムで過ごした時も ゴミ山で過ごした時も
驚いたり 悲しくなったりした出来事はあったけど常に前向きだったし
退きたくなるようなことは一度もなかったのに。

だけど今回 別に全然たいしたことじゃないんだけど 怖くて初めて日本に帰りたくなって泣いてしまった。

 

シャウエンからラバトまで
旅行者向けのバスによい時間がなかったから
現地の人向けの安いバスに乗った時のこと。(今もまだそのバスの中だけど)

5時間以上の大移動、
現地の人にも"おすすめしない"と言われた方法だったけど
昨日日本人の友達とシャウエンまでこの方法で来てなんともなかったし
なにより 現地の人と同じ目線で見ることを常に海外旅行においてわたしの中で大切にしてきたから
まあ大丈夫でしょ、と
モロッコ人の中にひとりで乗って 首都ラバトへ。

相変わらずクーラーは壊れて
立つ人もいるほどぎゅうぎゅうで 窓はなくて
トイレもないし
且つシャウエン発だからフランス語話せる人もいなくて(モロッコ北部はスペイン語圏 )

40度超えてるんじゃないかて温度の中
役に立たないカーテンからはばんばん直射日光来るし
となりのおばちゃんがでかくて動けないし

だんだん気持ち悪くなってきて
ぼーっとなってきてあ、これ熱中症なるかもて思って。

そして今 自分の状況を考えたら
言葉が通じる人がいない
地平線しか見えない荒地の中
外に人はいない
日曜日
ラバトまでまだ数時間
、、、あれ、これもしわたし熱中症なっても助からないってことに気づいて。
焦って周りを見ても みんなサウナみたいな中
普通に乗っていて。わたし死にそうなのに。

この時初めて
今まで何年も"越えなきゃいけない"と思っていた
途上国の現地の人と わたしの壁は
可能じゃないのかもしれない、 必ずしも必要なことじゃないのかもしれない、と思って

誰もいない荒地に なぜかぽつんと人がいたり
道の真ん中で頭を地面につけて祈ってる人がいたり
21年間、戦争のニュースでしか見たことなかったような
建物や文字があったり
そんな景色の中にこんな弱くて死にそうになってるわたしがいることが
どうしようもなく怖くなってしまった。

日本にいたら 言葉が伝わる、
先が見えてる、
コンビニや病院はきちんとある、
言ってることが全部わかる友達がいる。

そんな便利から離れて
もっと知りたくてここに来てる。
こんなことで弱音吐くなんて 途上国支援したいとか言いながら 失格なのかもしれない。

でも今回、初めて現地の人と同じことをして自分だけもう死ぬかもしれないと思った。
そんな時に思ったのはこんなことだった。

途中、いきなり降ろされたガソリンスタンドで
近くのレストランでご飯食べてたおじちゃんから塩をもらって
スポーツドリンクと塩分強そうなお菓子買って
なんとか耐えれたけど

自分は日本人なんだと
誰もが"いい国だね"と言ってくれる日本で育って
まだ21歳で 知らないこともいっぱいで強くなくて
そんな自分をもっと認めて
もっと心をゆるくして 歩んでいかなきゃなあと思いました。

ラバト着いてバス降りて家に帰ったら
忘れちゃいそうだからその前に記録。